認定特定非営利活動法人 キャリア・デザイナーズ
理事長 鈴木 隆将
私たちキャリア・デザイナーズは、福島県郡山市で、ニートやひきこもりをはじめ、社会とのつながりや働くことに困難を抱える若者や壮年世代の社会参加・就労自立を支援している認定NPO法人です。
当法人は、「安心できる環境の中で、人との温かい交流を通じて社会とつながり、就労自立に必要な経験やスキルを身につける場」として、平成20年(2008年)に設立されました。
現在、社会とのつながりを持つことが難しく、生活や将来について悩んでいる方は少なくありません。15歳から64歳までのひきこもり状態にある方は約146万人と推計されており、ひきこもりの長期化・高齢化による「8050問題」も深刻な社会課題となっています。
社会との距離を生む背景は、学校でのいじめや不登校、進路や職場でのつまずき、病気や家族の介護、人間関係など、一人ひとり異なります。
私たちのもとには、
「人と接するのが怖い」
「自分には生きる価値がない」
「社会から取り残されている気がする」
「働くことを考えると、過去を思い出して怖くなる」
「自立したいけれど、何から始めればいいのかわからない」
「将来、自分が何をしたいのかわからない」
といった声が寄せられます。
一方で、「もう一度社会とつながりたい」「自分の望む人生を歩みたい」と考えている方もいます。
当法人では、安心して人と関われる場をつくり、日々の活動やさまざまな人との交流、就労体験などを通じて、一人ひとりが自分にできることや興味のあることを見つけ、これからの方向を考えていけるよう支援しています。
現在、10代後半から50代前半まで約40人が登録し、それぞれのペースで活動しています。
初めは緊張した面持ちで訪れた方も、活動を重ねる中で少しずつ表情が和らぎ、仲間やボランティアと会話を交わすようになります。農作業やジョブトレーニング、就労体験では、さまざまな人や仕事に触れ、新しい経験を積んでいきます。
そうした経験の中から、自分の得意なことや興味のあることに気づいたり、「これならできそうだ」と思えることが見つかったりすることがあります。将来の目標が決まっていない人も、経験を重ねながら、自分なりの方向を探していきます。
また、就労自立だけでなく、就労後のサポートや、保護者・ご家族からの相談にも取り組んでいます。
私たちは、
「安心と経験の場を創り、対話を通じて『その人らしい生き方』を共にデザインし、歩みます。」
という理念のもと、活動しています。
そして、この活動は私たちだけでは成り立ちません。
就労体験を受け入れてくださる企業や農業者、活動に参加してくださるボランティア、会員や寄附者、行政や地域の皆様など、多くの方々に支えていただいています。
一つひとつの出会いや協力が、新しい経験や活動の機会につながっています。
これからも地域の皆様とのつながりを大切にしながら、一人ひとりが安心して人と関わり、自分なりの一歩を踏み出せる場を地域の中につくってまいります。
これまで私たちの活動を支えてくださった皆様に、心より御礼申し上げます。
今後ともキャリア・デザイナーズの活動にご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
認定特定非営利活動法人 キャリア・デザイナーズ 理事長 鈴木 隆将